「ITエンジニアに興味はあるけど、自分に向いているのか分からない」
未経験からIT業界への転職を考えていると、そんな不安を感じる人も多いのではないでしょうか。
ITエンジニアというと、「プログラミングが得意な人」「理系出身の人」が向いているイメージを持つかもしれません。
しかし、未経験からITエンジニアを目指す場合、最初から高度なスキルを持っていることだけが重要なわけではありません。
むしろ大切なのは、仕事内容を理解したうえで、自分の性格や働き方の希望と合っているかを考えることです。
この記事では、未経験からITエンジニアへの転職を考えている20代に向けて、ITエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴を紹介します。
そもそもITエンジニアはどんな仕事?
ITエンジニアと一言でいっても、仕事内容はさまざまです。
たとえば、
- システムエンジニア
- プログラマー
- Webエンジニア
- ネットワークエンジニア
- インフラエンジニア
など、担当する分野によって仕事内容は大きく異なります。
そのため、
「ITエンジニアに向いているか」だけで考えるのではなく、「どのようなITエンジニアの仕事が自分に合いそうか」まで考えることが大切です。
プログラミングに興味がある人と、ネットワークやサーバーなどの仕組みに興味がある人では、向いている職種も変わってきます。
ITエンジニアに向いている人の特徴5つ
1.分からないことを調べるのが苦にならない
ITエンジニアの仕事では、初めて触れる技術や分からないことに出会うことがあります。
そのため、すべてを最初から知っている必要はありません。
分からないことがあったときに、
「どういう仕組みなんだろう?」
「調べてみよう」
と、自分で調べながら理解していける人は、ITエンジニアの仕事と相性がいいでしょう。
未経験から始める場合は、分からないことがあるのが当然です。
「分からないこと」そのものよりも、分からない状態から理解しようとできるかが重要です。
2.コツコツ勉強を続けられる
IT業界では、新しい技術やツールなどが登場するため、仕事を始めてからも学ぶ機会があります。
そのため、
- 毎日少しずつ勉強する
- 資格取得に取り組む
- 分からない技術を調べる
- 実際に手を動かして試す
といったことを継続できる人は、ITエンジニアを目指すうえで強みになります。
もちろん、最初から勉強が好きである必要はありません。
「必要になったら学べる」という姿勢があるかどうかを考えてみましょう。
3.細かい作業を丁寧に進められる
ITエンジニアの仕事では、細かな確認や作業が必要になる場面があります。
例えば、設定を一つ間違えるだけでシステムが正常に動作しないこともあります。
そのため、
- 手順を確認する
- ミスがないかチェックする
- 一つずつ作業を進める
- 原因を順番に確認する
といった丁寧さは、仕事をするうえで役立ちます。
「細かいことを気にしすぎるくらい慎重」という人でも、それが強みになる場合があります。
4.問題が起きたときに原因を考えられる
ITエンジニアの仕事では、トラブルやエラーが発生することがあります。
そんなとき、
「動かないから無理」
で終わるのではなく、
「どこからおかしくなったのか?」
「何を変更した後に問題が起きたのか?」
と原因を考えられる人は、エンジニアとしての仕事に適性を活かしやすいでしょう。
最初から問題を解決できる必要はありません。
原因を探しながら一つずつ解決していくことに抵抗がないかがポイントです。
5.一人で作業することと、人と話すことの両方に対応できる
「エンジニアは一人で黙々とパソコンに向かう仕事」というイメージがあるかもしれません。
しかし、実際にはチームで仕事を進めたり、他の部署やクライアントとやり取りしたりすることもあります。
そのため、
- 分からないことを質問する
- 状況を説明する
- チーム内で情報共有する
- 相手の話を聞く
といったコミュニケーションも必要です。
「人と話すのが得意」である必要はありません。
必要なことを確認したり、伝えたりできることが重要です。
ITエンジニアに向いていないかもしれない人の特徴
ここでいう「向いていない」は、絶対にITエンジニアになれないという意味ではありません。
あくまで、仕事との相性を考える際のチェックポイントです。
1.PCを使うこと自体に強い抵抗がある
ITエンジニアは、基本的にPCを使って仕事をします。
そのため、
「PC操作そのものが苦痛」
「できるだけPCを使わない仕事がしたい」
という場合は、仕事内容との相性を慎重に考えた方がいいでしょう。
2.分からないことを調べたり学んだりするのが苦痛
未経験からITエンジニアになる場合、最初は分からないことが多くあります。
そのため、
「新しいことを覚えるのが嫌」
「仕事で必要でも勉強したくない」
という場合は、入社後に負担を感じる可能性があります。
逆に、最初は苦手でも「必要なら勉強してみよう」と思えるなら、必ずしも大きな問題ではありません。
3.細かな確認やルールに沿った作業が苦手
ITエンジニアの仕事では、決められた手順に沿って作業したり、細かな部分を確認したりすることがあります。
そのため、
「細かい確認は面倒」
「手順を確認せず感覚で進めたい」
というタイプの場合は、仕事内容によってはストレスを感じる可能性があります。
4.トラブルが起きるとすぐに諦めてしまう
ITの仕事では、思った通りに動かないこともあります。
そのときに、
「分からないから終わり」
とすぐ諦めてしまうより、
「まず原因を調べてみよう」
と考えられる方が仕事を進めやすくなります。
「向いていないかも」と思っても、すぐに諦めなくていい
ここはかなり重要です。
ITエンジニアに向いているかどうかは、実際に仕事を経験してみなければ分からない部分もあります。
例えば、
「プログラミング経験がない」
「理系ではない」
「ITの知識がほとんどない」
というだけで、ITエンジニアに向いていないと判断する必要はありません。
未経験からIT業界を目指す場合は、まず仕事内容を知り、自分が興味を持てる分野があるかを確認することから始めてもいいでしょう。
ITエンジニアには「開発」以外の仕事もある
「ITエンジニア=プログラミング」というイメージが強い人もいるかもしれません。
しかし、ITエンジニアの仕事はそれだけではありません。
例えばネットワークやサーバーなどのITインフラを扱う仕事もあります。
特にネットワークやサーバーなどに興味がある場合は、インフラエンジニアという選択肢について具体的に仕事内容を確認してみるのもよいでしょう。インフラエンジニアの仕事内容や、未経験から目指すまでの流れについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
→「20代・未経験からインフラエンジニアになるには?仕事内容・向いている人・転職までの流れを解説」
「プログラミングにはあまり興味がないけれど、ITの仕組みには興味がある」
という人でも、別の分野に適性がある可能性があります。
自分が興味を持てる仕事内容を探してみることが大切です。
未経験なら「自分に向いているか」を求人選びでも確認する
未経験からITエンジニアを目指す場合は、単に「未経験歓迎」という求人を探すだけではなく、
- どんな仕事内容なのか
- 研修では何を学ぶのか
- 入社後はどんな業務を担当するのか
- どんなキャリアを目指せるのか
まで確認してみましょう。
例えば、ネットワークやサーバーなどに興味があるなら、インフラ系の求人を中心に調べてみる。
Webサービスを作ることに興味があるなら、開発系の求人を調べてみる。
このように、自分の興味と仕事内容を照らし合わせながら求人を見ると、自分に合った仕事を探しやすくなります。
ITエンジニアへの転職で後悔しないためには、適性だけでなく、転職先の選び方も重要です。未経験からITエンジニアを目指す際に、転職前に考えておきたいポイントについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
→「20代・未経験からITエンジニア転職は無理?挫折を防いで成功させる3つのステップ」
また、転職後の後悔を避けるためには、よくある失敗パターンを事前に知っておくことも大切です。
未経験からITエンジニアに転職した後に後悔しないために、具体的にどのような失敗が起こりやすいのかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
→「ITエンジニアに転職して『失敗する人』の特徴3選!後悔しないための防衛策」
まとめ|「向いているか」より、仕事内容との相性を考えよう
ITエンジニアに向いている人には、
- 分からないことを調べられる
- コツコツ学習できる
- 細かな作業を丁寧に進められる
- 問題の原因を考えられる
- 必要なコミュニケーションができる
といった特徴があります。
一方で、
- PCを使うこと自体が苦痛
- 新しいことを学ぶことに強い抵抗がある
- 細かな確認が苦手
- 問題が起きるとすぐに諦めてしまう
という場合は、仕事内容との相性を慎重に考えた方がいいでしょう。
ただし、これらはあくまで判断材料の一つです。
「自分はITエンジニアに向いているか?」だけで考えるのではなく、「どのITエンジニアの仕事なら自分に合いそうか?」まで考えてみることが大切です。
未経験だからこそ、転職を急ぐのではなく、仕事内容を調べたり、求人を比較したりしながら、自分に合う分野を探してみましょう。


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