「20代後半から未経験でITエンジニアに転職するのは、もう遅いのでは?」
そう考えて、転職を迷っている人も多いのではないでしょうか。
たしかに、ITエンジニアへの転職では、年齢だけでなく、これまでの経験やITに関する知識、応募する職種などによって難易度は変わります。
ただ、20代後半だからといって、未経験からのITエンジニア転職を最初から諦める必要はありません。
大切なのは、いきなり求人に応募するのではなく、
- 自分が目指すエンジニア像を決める
- 必要な知識やスキルを確認する
- 未経験者を受け入れている求人を選ぶ
という順番で進めることです。
この記事では、20代後半・未経験からITエンジニアを目指す際に、途中で挫折しないための3つのステップを紹介します。
20代後半・未経験からITエンジニアへの転職は無理ではない
まず知っておきたいのは、「20代後半・未経験」というだけでITエンジニアへの転職ができないわけではないということです。
一方で、未経験だからこそ注意したいポイントもあります。
特に、
- ITエンジニアなら何でもいいと考える
- 必要な知識を確認せずに転職活動を始める
- 「未経験歓迎」だけを見て求人を決める
といった進め方をすると、入社後に「思っていた仕事と違った」と感じる可能性があります。
そのため、転職活動を始める前に、自分がどのような仕事を目指すのかを整理しておくことが重要です。
ステップ1:まず「どんなITエンジニアになりたいか」を考える
ITエンジニアといっても、仕事内容は一つではありません。
たとえば、Webサービスやアプリの開発に関わるエンジニアもいれば、企業のネットワークやサーバーなどのITインフラを支えるエンジニアもいます。
そのため、「IT業界に入りたい」というだけで転職先を探し始めると、求人が多すぎて選びにくくなります。
最初から職種を完全に決める必要はありませんが、
「何を扱う仕事に興味があるのか」
くらいは考えておきましょう。
たとえばこんな考え方があります
- Webサイトやアプリを作ることに興味がある
- プログラミングを学んで開発に関わりたい
- ネットワークやサーバーなどの仕組みに興味がある
- IT環境を裏側から支える仕事がしたい
- まずはIT業界で経験を積みながら専門性を身につけたい
興味の方向によって、選ぶ求人や必要になる勉強も変わってきます。
「ITエンジニアになりたい」という大きな目標だけでなく、その先にどんな仕事をしたいのかまで考えることが、最初のステップです。
特に、ネットワークやサーバーなどのITインフラに興味がある場合は、インフラエンジニアという選択肢について具体的に仕事内容を確認してみるのもよいでしょう。仕事内容や向いている人、未経験から目指すまでの流れについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
→「20代・未経験からインフラエンジニアになるには?仕事内容・向いている人・転職までの流れを解説」
ステップ2:未経験だからこそ「学ぶ→応募」の順番を意識する
未経験からITエンジニアを目指す場合、何も分からない状態で求人だけを探すより、基本的な知識を身につけてから転職活動を進める方法もあります。
特にインフラエンジニアやネットワークエンジニアを目指すのであれば、ネットワークやサーバーなどの基礎知識を学んでおくことで、仕事内容を理解しやすくなります。
ただし、ここで注意したいのが、
「勉強を完璧に終えてから転職しよう」と考えすぎないこと。
未経験からの転職では、実務経験がないことを前提に募集している求人もあります。
そのため、
基礎を学ぶ
↓
自分に向いている分野を考える
↓
未経験者向けの求人を探す
という流れで進めると、必要以上に時間をかけずに転職活動へ移りやすくなります。
未経験からインフラエンジニアを目指すなら、研修を利用する方法もある
「独学だけでは何を勉強すればいいか分からない」
「ITの知識がほとんどない状態からインフラエンジニアを目指したい」
という人の場合、ITエンジニア向けの研修や就職支援を利用する方法もあります。
たとえば、ネットワーク・インフラ系のエンジニアを目指している人なら、ネットビジョンアカデミーという選択肢があります。
ネットビジョンアカデミーでは、未経験からITインフラエンジニアを目指す人向けに、ITインフラの基礎やCCNA取得に向けた学習、就職支援などを行っています。
独学で何から始めればいいか分からない人は、こうしたサービスの内容を確認してみるのも一つの方法です。
※ネットビジョンアカデミーは特にネットワーク・インフラエンジニアを目指す人向けの選択肢です。すべてのITエンジニア職に当てはまるわけではないため、自分が目指す職種とサービス内容が合っているか確認しましょう。
ステップ3:「未経験歓迎」だけで求人を決めない
ITエンジニア未経験者が求人を探すときに、つい注目してしまうのが「未経験歓迎」という言葉です。
もちろん、未経験から応募できることは重要です。
しかし、それだけで入社先を決めるのはおすすめできません。
確認しておきたいのは、入社後にどのような仕事をするのかです。
求人を見るときはここをチェック
仕事内容
「ITエンジニア」と書かれていても、実際の業務内容は求人によって異なります。
最初に担当する仕事だけでなく、その後どのような業務へ進めるのかも確認しましょう。
研修・教育制度
未経験の場合は、入社後にどのような研修があるのかも重要です。
研修期間だけでなく、
- 何を学ぶのか
- 現場配属後にサポートがあるのか
- 資格取得をどう支援しているのか
など、具体的な内容まで確認しましょう。
給与・勤務条件
給与だけで判断するのではなく、
- 固定残業代の有無
- 勤務時間
- 休日
- 夜勤の有無
- 配属先
- 転勤の可能性
なども確認しておきましょう。
キャリアパス
「未経験から入社した後、どのような経験を積めるのか」も大切です。
数年後にどんな仕事を担当できる可能性があるのか、求人情報だけで分からない場合は面接などで確認してみましょう。
未経験からITエンジニアを目指す場合、求人を選ぶときには仕事内容だけでなく、研修制度や勤務条件、将来のキャリアまで確認しておくことが大切です。20代後半のIT転職で、求人を見るときに確認しておきたいポイントについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
→「20代後半のIT転職で『ホワイト企業』を見極めるための条件5選」
未経験転職で挫折しないために大切なこと
ここまで紹介した3つのステップをまとめると、
① 目指す方向を考える
「ITエンジニアになりたい」だけではなく、自分が興味を持てる分野を考える。
② 必要な知識を学ぶ
独学でも研修でも、自分に合った方法で基礎知識を身につける。
③ 求人を慎重に選ぶ
「未経験歓迎」という言葉だけではなく、仕事内容・研修・勤務条件・キャリアパスまで確認する。
この3つを意識するだけでも、勢いだけで転職先を決めてしまうリスクを減らせます。
一人で進めるのが難しいなら、専門サービスを利用するのも一つの方法
20代後半から未経験でITエンジニアを目指す場合、
「自分にはどの職種が向いているのか分からない」
「未経験でも応募できる求人が分からない」
「求人票を見ても、仕事内容の違いが判断できない」
ということもあるでしょう。
そういう場合は、転職支援サービスやITエンジニア向けの研修サービスを利用する方法があります。
特に、インフラ・ネットワークエンジニアを目指していて、基礎から学びながら転職を進めたい人なら、ネットビジョンアカデミーのようなサービスを検討してみてもよいでしょう。
サービスを利用する場合も、最初から一つに決めるのではなく、対象年齢や研修内容、就職支援の内容などを確認したうえで、自分に合っているか判断することが大切です。
また、未経験からの転職では、求人を探すだけでなく、どの転職エージェントを利用するかも重要です。サービスによって対象者やサポート内容が異なるため、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。
→ 未経験からITエンジニアを目指す20代向け|転職エージェントの選び方と使い方
まとめ|20代後半・未経験でも、進め方次第で選択肢はある
20代後半から未経験でITエンジニアを目指す場合、年齢だけを理由に諦める必要はありません。
ただし、未経験だからこそ、転職先を急いで決めるのではなく、
「何を目指すか」→「必要な知識を身につける」→「求人を見極める」
という順番で進めることが大切です。
特にインフラ・ネットワークエンジニアに興味があるなら、独学だけにこだわらず、研修や就職支援を利用する方法もあります。
自分に合った方法で準備を進めながら、無理のない形でITエンジニアへの転職を目指していきましょう。


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